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  4. 【北海道5】2023年06月25日【078日目】
<自転車&カヤック日本一周再発見の旅>
【北海道5】【078日目】2023年06月25日
江差バスターミナル~熊石青少年旅行村57.9km
おすすめ度 4.5★★★★☆

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【ワンポイント】
日本海の潮風を携えて、気持ちが落ち着くさわやかなブルーに包まれながら日本海追分ソーランラインを北上する最高のツーリングコース。さらに、最高の景色を満喫できるかもめ島キャンプ場、整備された心地用芝生の上で快眠できる熊石青少年旅行村キャンプ場を拠点にできる。
https://enjoyfull.net/50_go_around_japan/01_article/20230625.html
【コース概要】
前日に新函館北斗駅から函館バスで江差町バスターミナルへ。かもめ島キャンプ場で前泊。海岸沿いの遊歩道から長い階段を登っていくるので、荷物の運搬は少々大変だが、高台にあるため、日本海の絶景を堪能できる。天気が良ければ奥尻島の彼方に沈んでゆく夕日を肴にキャンプ飯。無料のキャンプ場だがキレイに整備されており、周辺では釣りを楽しむこともできる。
日本海沿いを走る国道228号線は「日本海追分ソーランライン」と呼ばれ、道南屈指の絶景シーサイドロード。江差から熊石まで真っ青な日本海、奇岩の数々、深紅の夕陽を楽しみながら快適に走ることができる。
終点の熊石青少年旅行村のフリーテントサイトは広くてきれいに整備され、やわらかい芝生は快適な睡眠を約束してくれます。
追伸:このコース走行中に転倒して骨折摂津してしまった。
坂を下り始めたところで前輪がパンク。下りで気持ちが緩みハンドルに体重を委ねていたことから前輪が滑って転倒し左肘頭を強打してしまった。20年前に一度走ったところなので、当時と同じ目的地まで100kmほどの行程があったために、少々頑張って漕いだので感じる以上に体力を消耗いていたようだ。
転倒してしばらくは激痛で起き上がることができなかったのだが、30分ほど休憩してなんとか腕は動くようになったのでそのまま目的地の「せたな青少年旅行村」まで残り60kmを走ることにした。しかし、どういうわけか左腕に力が入らず、20kmほど走って手前の「熊石青少年旅行村」でテント設営して一晩様子を見ることにした。
朝起きたら左腕がパンパンに腫れて曲げることができず顔も洗うことができない。これは、ヒビでも入ったかなぁと思い、先の行程は中断して横浜に戻ることに。
熊石から八雲駅までは峠超えの40km程度。八雲から新函館北斗は函館本線で1時間ほど。うまくいけば、その日のうちに帰ることができて、翌日整形外科を受診する予定だった。
しかし、26日月曜日の北海道は沖縄よりも暑い全国一の猛暑日。峠五合目までに用意した2Lの水がなくなり、七合目を過ぎると左腕はまったく力が入らず、ふくらはぎがつるようになり、そのうち力を入れた体のあちこちがつって熱中症の症状が出てしまいまいた。たかが100m進むのに一時間かかってしまうような始末。数キロ先の峠9合目に沢が流れていることは以前走って知っていたので、休み休み一歩一歩前進してなんとか沢に着くことができた。水分をしっかりとって沢水で体を冷やし一時間体ほど休めまて、なんとか自転車を押すことができるまで持ち直したので、再び八雲駅目指して出発した。
焦って事故を起こすようなことがあってはならないので、自転車なのに一歩一歩進みなんとか峠を越えたものの、下りになってもペダルを漕ぐと足がつってしまい、押したり漕いだりゆっくりと下っていた。そんなとき、前から来た軽トッラックが停車。80歳くらいのご夫婦のようだったが、突然助手席の女性が下りてきて「大丈夫ですか?これを飲んでちょっと休憩してください。」「今日のこの暑さはあまりにも異常なの」とコンビニの袋を差し出してくださいる。中をみるとペットボトル2本とおにぎりがふたつ。この先も20kmはお店はないとのことなので、甘えさせて」いただき、しっかり休憩して水分補給、おにぎりもいただいていると、安心されたのか小走りに車に戻られて立ち去られてしまい、お金をお渡しすることもお名前すらお聞きすることもできないだった。
30分ほど休んで自転車に乗ることができるようになったので、ゆっくりと出発。40kmを7時間以上かかりましたが、なんとか八雲駅に到着して函館本線上りの函館行きに乗ることができた。
きっと、後ろから追い抜いた際にあまりにゆっくり苦しそうに自転車を押している状況を見てくださって、見ず知らずの他人に差し入れてくださったのだと思いる。60歳のおやじが80歳の大先輩に助けられたおかげで、先に進むことができた。
その日は新函館北斗駅前のホテルに泊まって翌朝横浜に戻り、お世話になっている整形外科を受診した。
レントゲンを撮って、「左肘頭骨折で完全に離れていて、一部は砕けているので手術が必要だ。明日すぐに関東労災病院を受診してください。」と、藤塚先生は渋い顔で診断された。なぜか、先生を受診するときはいつも大けがなのだ。

かもめ島キャンプ場から見る日本海の絶景

【078日目】の走行コース 全画面表示は↓のタイトルをクリック

自転車日本一周ルートマップ


⇒ 地図より探す 自転車で日本一周ルートマップ

幸せになる鐘

北海道新聞
<道南の映えを探せ>③鐘響く中空赤く染め海へ かもめ島の夕日(江差)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/717476
テントを撤収してかもめ島キャンプ場を出発

かもめ島キャンプ場 | 北海道江差町の観光情報ポータルサイト
かもめ島キャンプ場について
https://esashi.town/hotel/page.php?id=127
広くてきれいなかもめ島キャンプ場

かもめ島 | 北海道江差町の観光情報ポータルサイト
かもめ島
https://esashi.town/tourism/page.php?id=8
開陽丸

開陽丸記念館
開陽丸記念館には海底から引き揚げた遺物、約33000点の内、約3000点を展示しております!
http://www.kaiyou-maru.com/
元和台緑地広場から臨む日本海

北の道の駅
ルート229元和台
https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/704/
元和台海浜公園

北海道乙部町
元和台海浜公園・レストラン元和台・元和台緑地広場
https://www.town.otobe.lg.jp/section/sangyou/e0taal00000007h2.html
元和台海浜公園

この真下に元和台海浜公園「海のプール」がある。
元和台海浜公園「海のプール」
https://www.walkerplus.com/spot/ar0101s14434/
シーサイドロードを走る(三ツ谷坂下バス停付近)

国土交通省
よりみち 追分ソーランライン松前半島エリアの休憩施設情報
https://www.hkd.mlit.go.jp/hk/douro/mt6nfj000000e14i-att/mt6nfj000000e1cv.pdf
鮎川海岸

日本海追分ソーランラインに沿って、ずーっと海岸線が続くる。
本当に何もないところに美しい景色がある。
八雲町の観光スポット「黒岩の奇岩」
https://feeljapan.net/hokkaido/article/2021-07-01-15464/
熊石青少年旅行村

八雲朝ホームページ
熊石青少年旅行村
https://www.town.yakumo.lg.jp/map/kumaishi-travel.html
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