【ワンポイント】 | ||
鹿部間欠泉の蒸し釜を使って朝食を摂り、交通量も少なく素晴らしい海原を満喫してのんびり走ることができる超お勧めのコース。 https://enjoyfull.net/50_go_around_japan/01_article/20210507.html | ||
【コース概要】 | ||
スタートは、森駅をおすすめする。早い時間に出発して道の駅鹿部間欠泉公園に寄ってほしい。鹿部間欠泉は北海道遺産に認定されている。ここには、温泉を利用した蒸し釜があって売店でカキや野菜を調達して蒸し料理を楽しむことができる。鹿部特産の根昆布だしを試飲してみたら、「こりゃ、美味い」と思わず口から洩れて、店員さんの注目を浴びてしまった。20倍に薄めたものだが、もう、これだけで他の味付けは無用と思えるほど「深い美味」だった。 国道278号線に合流して美しく長閑な海岸線を気持ちよくペダルをこぐ。函館へ向かう車は国道5号線を利用するので、ここは地元の皆さん、郵便や配達、福祉・介護施設と観光客の車しか走っていない。観光客とも100km走って両手の指におさまる程度しか出会わず、その半分がなんと外国人というのは、さすが内心戸惑ってしまった。途中、夏ならば磯遊びもできるパーキングもある。278号線は、海まで迫っている山腹を走るので、長い覆道、トンネルが多い。3km弱の覆道、トンネルで追い越していった車はわずか6台だった。 恵山山ろくにある椴法華水無海浜温泉は全国でも珍しい海辺にある天然の露天風呂。恵山火山の熱源による温泉が海岸に湧き出して、海の中に湯船があるダイナミックさがユニークな温泉で、潮の干満により入浴可能な時間が日ごとに変わるが、この日の2回目の干潮は14時頃まで。すでに15時を過ぎていたので、入浴は断念。なお、水無海浜温泉には、行き止まりの231号線に分岐しなければならず、同じ道を戻ってくる必要がある。 再び、278号線で函館まで海岸線を走る。日本の海岸線一周をしながら海際にあるバス停を写真に収めているだが、この278号線を走る函館交通は、海際のバス停が一番多いかもしれない。全国一周してから集計が楽しみ。 函館市内で函館市民の憩いの場であり桜の名所でもある函館公園に寄ってみる。染井吉野はみごとに葉桜だったが、八重桜が満開で最後の桜を楽しませてくれた。 蛇足だが、最高のコースなのになぜ★5つではないのか。北のお天気は気まぐれ。風も強い。温帯低気圧が発達しながら北上し北海道を通過した後は、晴れていても常時台風並みの風が吹き、自転車ごときはまっすく走ることができない。向かい風でトンネルに入ろうものならば、漕いでトンネルを通過することができないほどの風力があり、押していても車線の真ん中まで押されてしまうことがあって大変危険。天候の急変で走ることができなくなったときは、途中で止めることもひとつの選択。函館交通の路線バスは、輪行袋に収納していれば乗車可能とのことだった。自分も以前、江差から新函館北斗駅まで函館交通の路線バスにお世話になった。 | ||
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大沼 | ||
大沼 | ||
http://onumakouen.com/ | ||
銚子口駅 | ||
道の駅鹿部間欠泉 | ||
鹿部間欠泉 | ||
2016年にオープンした道の駅は鹿部町の特産、海の幸と温泉の魅力が楽しめる複合施設だ。噴きあげる大迫力の間歇泉や足湯が楽しめる「間歇泉公園」と鹿部の食を堪能できる「鹿部食とうまいもの館」が併設し、開業以来、レジャーや観光でたくさんの人が訪れている。 https://shikabe-tara.com/ | ||
気持ちの良い内浦湾 | ||
絶好の磯遊び場 | ||
爽快に走る | ||
道の駅なとわ・えさんキャンプ場 | ||
道の駅なとわ・えさん | ||
https://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/2179/ | ||
日浦洞門 | ||
日浦洞門 | ||
1929(経済4)年に開通。絶壁の海岸に道行すさに、硬い岩盤を素掘りで消射トンネルが掘った歴史がしのばれます。 https://www.hakobura.jp/db/db-view/2008/11/post-161.html | ||
函館公園 | ||
函館公園 | ||
https://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/hakodate/ | ||
八幡坂 | ||
函館「八幡坂」の魅力を徹底解説。函館湾へ向かって伸びる石畳の坂道 | ||
https://skyticket.jp/guide/359152 |