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【1877_三浦綾子_続氷点(下)_角川書店】
著者:三浦綾子
角川書店

 大学生になった陽子は偶然実の弟・達哉に出会い、実母・恵子のことを知る。また兄・徹と、徹の親友・北原に求愛され悩む陽子。複雑な人間関係の中で、いつしか陽子は成長し実母への憎しみが薄れていく。
 愛と罪の赦しにせまった感動巨編、完結。
 この「氷点」「続氷点」は、「罪」とは、「神」とは、ゆるしとは何か。つかみどころのない人間の感情を繊細に描写して、ドラマチックに人間の本質、実態に迫っているとも言える。まことに素晴らしかった。
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