蔵書一覧:出版社順0165_1003
論語の新研究


著者:宮崎市定
岩波書店

 谷沢永一先生が著書のなかで薦めておられたので調達した本です。

 宮崎定一先生の解釈がまことに奥が深いというか、孔子の時代背景や弟子、教え子たちの関係性まで洞察されて訳されているところがまことに「凄い」と心から感じてしまう。

「學而時習之」は、一般に「学問あるいは聖賢の道を学び、あ とで復習する」と解されるが、孔子は礼の師であり、弟子に礼を教え諸侯の求めに応じ仕官させていたことから、「礼を学び、時を決めて皆で集まり実演する」と訳しておられる。
 前半は論語原典とその解説及び学問の歴史について書かれており、後半は白文、書き下し文、訳文となっている。
⇒国立国会図書館所蔵資料サーチへ
⇒読書メーター(内容等の紹介)へ