蔵書一覧:書題名順_1-387
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【1872_三浦綾子_死の彼方までも_講談社】
著者:三浦綾子
講談社
人間の負の感情をこれでもかと描く三浦綾子さんが、底知れず弱い人間の姿を、愛憎と死の局面から正視する短編小説4編。
愛とはかくも、もろいものだったのか。死病の床で夫の先妻利加が口にしたひとつの嘘が、順子を疑惑の底へと突き落とす。夫への愛と信頼が崩れ、幸せはもう取り戻しようもない。
三浦綾子さんの作品は、どれも普通に想像できる終わり方にはならない。ハッピーエンドなどはまずない。そういったところは、キリスト教を理解していないと、すべてが「いまいちすっきりしない終わり方」だと感じてしまうだろう。
1872_三浦綾子_死の彼方までも_講談社
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